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セックスレスの症状
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興奮相とオーガズム相の障害
興奮相の障害としては主に、男性の場合はED(勃起障害)、女性の場合は膣潤滑不全が挙げられます。こういった機能的な障害は、セックスレスの原因としては十分であり、いち早い治療、解決が望まれます。また、オーガズム相の障害として、男性の場合は膣内射精障害を主とする早漏、遅漏、女性の場合ではオーガズム障害(快感を得られない症状)などが挙げられます。これらの障害が一つでも現れると、セックスレスに陥る確立は大幅に上昇します。
最近ではこれらの項目に複数該当する人も多くなり、より一層懸念されるべき問題として、書籍や雑誌、メディアなどでも取り上げられる機会が増えました。こういった性障害を、現代の精神医学的見地から「往来型」「獲得型」「全般型」「状況型」「心因型」「複合型」と、それぞれ分類することができます。次項からはこれら性障害について少し掘り下げて触れてみましょう。
往来型と獲得型について
まずはじめに「往来型」についてですが、これは、性機能不全が初めての性体験の頃より継続して存在する場合を指し、多くは初体験時のアクシデントやパニックなどによるトラウマが原因となります。セックスへの恐怖を募らせ、必要以上に痛みを感じてしまったり、精神的苦痛を覚えることが多く、適切な処置が施されなければいつまでも継続するのが普通です。
これと似た症状として、「獲得型」があります。こちらはある契機から現れた性機能不全を指し、性体験に基づいたトラウマをはじめ、性に対する固定観念や先入観、イメージなどから引き起こされる場合もあります。たとえば女性の場合ですと、子供を流産、または中絶した後や、痴漢やストーカー行為の被害に遭った後などに、こういった症状が見られます。
全般型と状況型について
「全般型」というのは、性機能不全が、ある特定の刺激や状況、またはパートナーに限られていない場合を指します。「夫や妻とはセックスができないが、風俗や不倫などではできる」「家ではできないが、ホテルなどへと場所を変えるとできる」という人は実は案外多いようですが、全般型においては相手が誰であろうと、場所がどこであろうと、性機能不全が解消されることはありません。この場合は身体的な理由とともに、精神的な部分に原因が求められる場合が多々あり、ストレスや不安などがその直接的な原因となる場合がほとんどです。また、男性の場合は包茎がその直接的な原因となる場合があります。これとは逆に、「相手によってはセックスができる」「場所を変えれば行うことができる」といった場合は、「状況型」と分類されます。
心因型と複合型について
男性の性機能不全の原因としてもっとも多く報告されているのが「セックスへの不安」「失敗への恐怖心」「嫌われてしまわないだろうかといったようなプレッシャー」などであり、これらによって性機能不全に陥った場合を「心因型」と分類します。これは文字通り、心理的な面での恐怖や不安が性機能不全の直接的な原因となる症状を指し、トラウマによって引き起こされるセックスレスなども「心因型」と分類することができます。
心理的要因のほか、身体疾患や薬物などが関与している場合は「複合型」と分類されます。男性によく見られる「アルコールによる一時的な勃起不全」も、複合型の性機能不全と分類することができます。性機能に起因しない問題が原因となるケースが多く、それぞれ適切な治療が必要とされます。